倉吉せきがね里見まつり
という歌を覚えていますか?
随分前のNHKの人形劇「新・八犬伝」のテーマ曲(挿入歌だったかな?)です。
当時、「打吹おやじ」はまだ中学生で、確か、ウィークデーの夕方(PM6:30~?)
放映されていたと記憶していますが、内容は、ほとんど覚えておりません。
でも、坂本九さんが歌う「いざとなったら珠を出せ、力溢れる不思議な珠を♪」は、
当時、子供達のツボに嵌っていたらしく、みんな歌っていましたよ。
この「新・八犬伝」の原作となった「南総里見八犬伝」の舞台は安房国ですが、
安房の国大名の里見忠義公は、幕府内の権力闘争に巻き込まれて
鳥取県中部の倉吉に流罪同然の国替えを命ぜられ、
8人の忠臣と共に、ここ倉吉で無念の死を遂げたと伝えられています。
「南総里見八犬伝」は、この忠義公と八賢士がモデルだそうです。
倉吉市では毎年、忠義公をしのび「倉吉せきがね里見まつり」を開催しており、
忠義公と八賢士に扮した甲冑姿の武者行列で、忠義公ゆかりの地を練り歩きます。
今年の里見まつりは、9月2日に実施され、我家の子供達も甲冑姿になり、
時代行列に参加してきましたよ。
↓子供用に提供された装備一式です。本格的です。
↓もやしっ子にも甲冑? それなりに逞しく見えます。
↓大岳院で忠義公の法要後、時代行列はスタートしました。
↓白壁土蔵群を歩く姿は、そのまま時代劇に出てきそうです。
↓醤油屋さん前で休憩です。振舞われた「醤油アイス」で元気回復です。
↓関金温泉付近も歩きました。
↓山守小学校の講堂がゴールです。もうクタクタで笑顔もでません。
子供達に感想を聞いてみました。
「面白かったよ。でも、来年は出ないよ。」
よっぽど、くたびれたんでしょうな~
ここまで書いていて、「新・八犬伝」のとあるシーンを思い出しました。
「我こそは、玉梓が怨霊ぉぉぉぉぉぉ・・・!」
まだ耳に残っております。
ほんじゃ!