木鉢の再生(その1 レトロな木鉢ゲット)
道具も少しずつ揃ってきて、「道楽」の域に達しそうです。
「道楽の沼」は底無しですので、ズブズブ嵌らないようにと気をつけてますが
気がつけば片足が...てな状態になりますね
さて、そば道具の一つに「木鉢」があります。
最初は大き目のステンレスボールを使ってましたが、
道具に拘りたくて、ナツメのくり貫きの木鉢を購入して
ここ5年はこれを使ってます。
全然、不満はないです。
デザインも気に入ってるし、でも、少し深い...
くくるのが少しやりにくいかな...
浅い鉢が欲しいな...
と思って、気が付いたら、オークションでレトロな木鉢をポチっておりました。
↓外径54cmの大きな浅鉢です。 出品は信州、かなり古いものでした。
↓底には大きな割れがあって、中までひび割れが広がってました。
ひび割れ部をパテで埋めて、汚れを落として、ひたすらペーパー掛けたら、
↓思いのほか綺麗な木肌が出てきました。
これはいい物だとピンと来ましたよ。
相当、古いけど、きちんと再生すれば実用化できそうです。
よし、拭き漆仕上げに挑戦してみようか...
と、製作意欲が湧いてきましたよ。
早速、師匠の工房に持ち込んで、
底を鉋で平らにならしてもらいました。
ざっとペーパーを掛けて、師匠のアドバイスどおり藁で磨いたら
↓こんな素敵な感じになりました。
よっしゃ、これから漆塗りやってみよう!
時間かかるかも知れないけど、完成が楽しみです。
ほんじゃ!