シンセのメンテ(その2)
市役所で直接受け取ることも可能とのことで、
窓口がかなり混乱している様子が報道されていました。
↓我家にも通知書が届きました。一家で6万4千円ですよ。
何に使おうかな? 高速道路の料金も安くなったようだし旅行でもしようかな?
・・と思っていたら、子供達は「貯金して!」と言っています。
予定外の「あぶく銭」を貰っても、浪費するでもなく、
使い道が特に無ければ貯金しとくと言うのは、
案外、子供の方が現実的なのかも知れませんね。
さて、前回に引き続きシンセのメンテの話です。
↓まずは、SG-ProXからです。
↓蓋を開けたところです。 88鍵の大きな躯体のせいか意外と中はスカスカでした。
コネクタを外し出力系の基板を取り出しました。
↓特に焼けた跡も無く電子パーツは問題なさそうです。
↓基板の裏です。全ての接点を溶かして再ハンダ付けしてみました。
ホムセンには色々な種類のハンダが売っていましたが、
一番高い(と言っても100円高いだけですが)「オーディオ用銀ハンダ」を買ってみました。
最後に内部を掃除して、鍵盤も磨いて基板戻して終了です。
↓次は、Trinity-V3です。
↓こちらの内部はワークステーションシンセらしく、ごちゃごちゃしていました。
↓出力系基板の電子パーツもSGより遥かに多いです。
こちらも外見は特に異常は無さそうでしたので、再ハンダ付けだけです。
そして掃除して、鍵盤磨いて終了です。
で、結果は?
何ということでしょう!2台とも完全に復帰しましたよ。
修理後、長時間いじり倒してみましたが何の異常も出ないです。
故障の原因はやっぱり接触不良だったのでしょうね
これら2台は毎週のように練習場に運んでいましたし、結構、雑に扱っていたので、
断続的な振動を長い月日受けてきて、ハンダクラックでも起こしていたんでしょうね。
しかも、心なしか音が太くなり、また輪郭がくっきりした気がします。
「オーディオ用銀ハンダ」を使ったからでしょうかね?
これで、まだしばらくはこの2台は現役を続けられそうです。
粗大ゴミにならなくてほっとしています。
だって、もし復帰できなかったら、
中古のシンセの購入に定額給付金を充てるところでしたもの。
子供だって一安心?でした。
ほんじゃ!