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打吹天女の里から  ~打吹おやじの戯言~

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無垢一枚板のテーブルを作る(プロローグ)

家を建てて今年で8年目を迎えますが、リビングにテーブルがありません。
「これ!」といったものに出会えないためです。
(正しくは、「いいな~」と思ったものは高くて買えなかった・・・から)

一時期、洋風?のコタツを置いていたこともありました。
「打吹おやじ」的には特に不都合は無く、むしろ快適に暮らしていたのですが、
口の悪い(それだけ仲の良い?)友人からは不評でした。
何で、薪ストーブが置いてある洋風の部屋にコタツなの?」と

別にコタツでも良かったのですが、一昨年、アメリカンサイズの大きなソファー
を購入したところ、流石にコタツではミスマッチになってしまいました。

家を立てた頃、色々な家具屋を回って、少しずつ必要な家具を購入していきましたが、
リビングテーブルだけは、「無垢の一枚板」のものと決めておりました。
でも、市中に殆ど出回って無くて、たまにあったら、とんでものない値段だったりで、
結局、今日まで買えず仕舞いでした。

以前、鳥取県三朝町の道の駅「楽市楽座」の隣に「とちのき工房」という
家具製作所があり、そこで直販もしておりました。
他の家具屋では見られないトチやケヤキの無垢一枚板を使ったダイニングテーブルや、
シンプルで素敵なリビングテーブル等があり、
その木目の美しい姿は「打吹おやじ」のハートをくすぐるものでしたよ。

値段もそれなりで、量販店のものより数倍~1桁高い価格でしたので、
手が届かず、「いつかはクラウン」(古い?)・・的な存在でした。

この「とちのき工房」ですが、一昨年、青森から帰ってきたときには
既に、廃業したんですかね? 家具製作所は空家になっておりました。
無理してでも買っておけば良かったと、大いに後悔したものでした。

さて、「無垢の一枚板」のテーブルですが、相変わらず、色々と探していたところ、
ふと立ち寄った倉吉市の家具屋で、手作りのダイニングテーブルを見かけました。
↓「ケヤキ」のテーブルです。木目が美しいですよね
無垢一枚板のテーブルを作る(プロローグ)_f0011412_21245411.jpg

↓こちらは「トチ」を使ったものです。縮み杢が綺麗に出ています。
無垢一枚板のテーブルを作る(プロローグ)_f0011412_21251179.jpg

↓これも「トチ」のテーブルです。デザインに凝ってますよね。
無垢一枚板のテーブルを作る(プロローグ)_f0011412_2125285.jpg

家具屋主人に聞くと、これらは全ての自前の製作工場での手作りだそうです。
天然木の家具を細々と作ってはいるものの、中々、良さが分かって貰えず、
また、価格が高い割に、使っているうちに変色や変形はするし、
日頃のメンテナンスも必要なので、敬遠されるとも話しておりました。

生憎、私の欲しい形状のリビングテーブルは無かったのですが、
こんなものが欲しい!」と店の人に伝えると、
そんなものを作りたい!」と応えてくれました。
材料も倉庫に約30年位保管してあるトチやケヤキがあるので、
好みの木を使って、好みのデザインで作るとのことでした。

主人は、職人気質を感じられる実直な方で、しばらく話し込んでいるうちに、
「この人なら」という気になりまして、念願だった「無垢一枚板のテーブル」を、
ここで作って貰うことにしました。

肝心の費用ですが、ある一定額を目安として提示されました。
最終的には出来高払いですが、提示額を超えることはないという条件です。
具体的な額は書きませんが、とっても「安い」です。

これまで、鳥取から米子まで、暇があれば家具屋巡りをしておりました。
でも、欲しいものは、灯台下暗しというか、家から一番近い家具屋にありました。
倉吉市福吉町の「宮脇家具店」というお店です。

来週、倉庫から木を運んできて貰って、木の選定から始めます。
製作期間は、約1ヶ月だそうです。
世界で1つだけのリビングテーブル、どんなものができるか楽しみです。

ほんじゃ!

by 790516 | 2007-03-01 21:35 | DIY

鳥取県中部からの情報発信 (極個人的な趣味から地域、観光名所の紹介など)


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