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打吹天女の里から  ~打吹おやじの戯言~

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パスタを打つ!

麺打ちシリーズ第3段!
「そば」、「うどん」に続いて、いよいよ「生パスタ」に挑戦です。

通販で「デュラム・セモリナ粉」を購入しました。
黄色っぽくて、荒めの粒子です。
ネット上のレシピに基づいて、材料を準備しました。
 ↓粉360g、卵3個(180g)、オリーブ油スプーン大1、塩スプーン小1です。
パスタを打つ!_f0011412_1530501.jpg

粉量は、水分(卵)量に対し、丁度2倍になるように調整しました。
(結果的に、加水率50%は多過ぎでした。)

捏ねるまでは「うどん」と同じですので、手順は省略します。
捏ね上げて、冷蔵庫で3時間ほど寝かせた後、いよいよ「延し」と「切り」です。
  ↓ここで登場、IMPERIA社のパスタマシン
パスタを打つ!_f0011412_15311057.jpg

まずは、ローラで「延し」て行きます。
ダイヤル1から順次薄くして、最終的にはダイヤル5で約2mm弱位にしました。
 ↓そういえば、昔の洗濯機には、このようなローラ式の脱水機が付いていたような?
パスタを打つ!_f0011412_1531282.jpg

打ち粉を打っていなかったせいか、ローラに麺帯がくっ付いて、中々難しいぞ?
なんとか、向こうが透けて見えるくらいまで薄くなりました。
そして、延した麺帯を表面が乾くまで約10分乾燥させました。
 ↓ストッキング干しているみたいです。
パスタを打つ!_f0011412_1532571.jpg

続いて、カッターで「切り」です。
このパスタマシンにはデフォルトで2種類のカッターがセットされております。
今回は細い方のカッターで切りました。
これも、打ち粉不足で、切った部分がくっ付いて、ほぐすのが大変でした。
 ↓生パスタ出来上がりです。
パスタを打つ!_f0011412_15322777.jpg

沸騰したお湯に塩を少々加え(乾パスタより少なめ)2分程茹でまして、
これを、ミートソースと魚貝類&キノコのクリームソースに絡めて完成です。
 ↓「ボロネーゼ」と「ペスカトーレ」みたいでしょう?
パスタを打つ!_f0011412_15325339.jpg

で、お味は?・
ん・・・、不味くはないけど、余り、旨くもないな・・・
ソースは旨いんですよ。
我ながら文句ない出来ばえで、乾パスタで食べたら最高だろうなと思いました。

麺がダメダメでした。
出来上がりは卵臭くって、何だか出来損ないの中華麺のようで、
茹でたら多少卵臭さは消えますが、コシもモチモチ感も不足していて、
「がっかりだよ!」(桜塚やっくん風で)でした。

原因は水分の多過ぎです。それに捏ね不足です。
「デュラム・セモリナ粉」は超強力粉で、
手で捏ねるのは困難と色々なレシピに書いてありました。
でも、実際やってみて、全然、そんな感じはなく、水回し後、すぐにまとまってきましたし、
5分も捏ねないうちにテリが出てきましたよ。
水分の加えすぎでしたね。
また、すぐに捏ね上げた様な気がして寝かせたため、捏ねも不十分だったんですね。
「そば打ち」で言うところの「ずる玉」を打ったようです。

パスタマシンに麺帯がくっ付いたのも、コシが無かったのも水分の多過ぎでしょう。

これは悔しいぞ、
「麺打ちマスター」を目指している「打吹おやじ」としましては、屈辱的な敗北です。

今度は、加水率を40~45%にして、再度、挑戦してみます。
また、卵臭さには馴染めないものがありましたので、
いっそうの事、卵は使わずに、水とオリーブ油、塩だけで打ってみようか?
(「うどん」になるかもね?)

リベンジに燃える秋の夜長でした。

ほんじゃ!
by 790516 | 2006-09-22 16:06 | 麺打ち

鳥取県中部からの情報発信 (極個人的な趣味から地域、観光名所の紹介など)


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