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打吹天女の里から  ~打吹おやじの戯言~

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木鉢の再生(その2 本漆塗りを選んだ訳)

さて、漆仕上げして実用品として再生することを宣言した木鉢ですけど、
何をどうしていいのかさっぱり?
ネットで色々と調べてみました。

その結果、漆塗り作業は大変だということが分かりました。
デメリットとして
・手がかぶれる(取扱注意!)
・生漆は高い(国産だと100gで1万円以上)
・固化させるために湿度80%の環境が必要(漆ムロがないとダメ)
・そんなこんなで時間もかかるし手間が大変

更に調べると、世の中には「新うるし」というのがあるらしい
「カシュー」とか「カシュー主体の合成塗料」らしいですけど、
これが優れもので、生漆のデメリットを全て解消できて
さらに、仕上がりは漆塗りとほとんど変らない
というか、素人目には違いが分からない...らしいです。

小1時間悩みましたよ。
んで、出した結論は
「やっぱ、生漆で仕上げよう」でした。

「新うるし」は手間いらず、漆ムロも必要ないし、手もかぶれない。
で、何よりも安い!(国産漆の1/10以下の1缶700円位)

でも、その分、得るものも少ないのではないかと思います。
せっかく手に入れたレトロな木鉢ですし、
大事に使われてきた感もありますので、
日本の伝統技術である「本漆」で丁寧に再生させたいですね。

それに何より、多少手間がかかっても、
完成したときの満足感や充実感は、
「にせもの」では得られないのではないかと思いましてね

まずは生漆の入手です。
鳥取のホムセンでは売ってません
ネット販売はいくつか見つけましたけど、
ちゃんと対面で話を伺いながら買いたいな

ネットで調べたら東京の足立区に有名な漆工房があるようです。
小売りも対応しているようです。
出張のついでに行ってきます。

ほんじゃ!
by 790516 | 2013-07-02 20:27 | DIY

鳥取県中部からの情報発信 (極個人的な趣味から地域、観光名所の紹介など)


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