燃え尽きました
前回紹介したとおり、沢山の生徒&保護者をオーディエンスにして
PTAコーラスのピアノ伴奏をしてきました。
昨夜、最初で最後の全体練習をしましたが、
ピアノもコーラスも互いを探りあいながら、音色は小さい、音は外す、リズムはもたる・・
最悪・・
とてもじゃないが聴けたもんじゃなかったです。
こりゃ、今日の本番はきっとダメだな~
と、正直思いました。
でも、このダメ過ぎたおかげで、本番では開き直ることができました。
ピアノがコワゴワ弾いていたんじゃ、歌う方もコワゴワになるし、
こりゃ、ピアノで引っ張るしかないなと思って、大きめな音でイントロを弾き出したところ、
思いがけず大きな歌声が被ってきたんです。
お母さんたちも開き直ったのか、本番では大きな声を出してくれたんです。
なんか、すんなり曲に入れて、後は「真っ白」になりました。
気が付いたら、エンディングを弾き終わった後でした。
途中の記憶がまったく無いのですよ。
緊張は特にしてなかったと思いますが、
集中し過ぎで周りが何も見えない状態だったんでしょうね
そして、終わったとたん、力が抜けてフラフラ、胃がキリキリ、喉がカラカラでした。
かなりのストレスだったんだなと思いました。
長年、LIVEやってきました。
大きなコンサートも経験してきましたが、
ここまでステージ後の開放感を味わったことは無かったですよ。
それも、何かをやり終えた後の充実感ではなくて、
やっと終わって、ただただ「ホッと」した気持ちです。
これは、ひとえに練習不足のためだと思います。
これまでは、十分とは言えなくとも、それなりに練習を積んでから本番を迎えてきました。
ですので、余裕を持って演奏することができて、ステージを楽しむことができたのですが、
今回は、練習はほとんどできず、自信はないし、不安だし、そして、責任重大だしで、
そんなストレスだらけの精神状態での本番でしたから
こんな思いは2度としたくないな
「練習は裏切らない」という名言を思い出しましたね。
PTAコーラスが終わって、自分の席に戻ろうとフラフラ歩いていたところ、
顔見知りの子供が寄ってきて一言
「おっちゃん、ピアノうめーな」
ボク、君の言葉でおっちゃんは救われたよ。
その後、子供のサッカーの試合を心から楽しんで応援することができました。
↓僕たち頑張れ!練習は裏切らないよ!ってね
ほんじゃ!