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打吹天女の里から  ~打吹おやじの戯言~

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寝台特急「いずも号」は楽しかった・・そして寂し・・・

こんにちは!

WBC王ジャパン!やりましたね!
追い詰められて、崖っ縁に立たされていたのに、それを跳ね退けての優勝ですもん。
トリノオリンピックでも、崖っ縁の日本を救ったのは荒川選手でしたよね
今年は「崖っ縁」がキーワードになるか?

山陰に春が来ました。
↓我家の桜が咲きましたよ。 三分咲き位かな?
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これは、家を建てたとき、友人から頂いたサクランボの生る桜です。(名前は知りません)
ソメイヨシノより少し早く開花するようです。

さて、本題に入ります。
3/18にJRのダイヤ改正がありました。
これに伴い、寝台特急「いずも号」が廃止になりました。

打吹おやじは、この「いずも号」を長年に亘ってよく利用してきました。
鳥取県全体もそうですが、特に中部地方から都市部へのアクセスは本当に不便です。
最近までは、東京-鳥取間の航空便は日に3往復しかなく、朝1便に乗っても、午前中の用務には到底間に合わず、前日の移動が必須でした。

その中で、「いずも号」は倉吉駅発PM8時前で、東京着は翌朝AM7時頃です。
会社で定時まで仕事して、風呂入って、一杯やって乗るには丁度いい時間でしたよ。
そして、「いずも号」の中でも、軽く一杯やって、眠くなったらそのまま眠る。
丁度、目が覚める頃に到着ですよ。

この「いずも号」が廃止になるということで、2月の東京への出張時に乗ってみました。
↓JR倉吉駅に到着したところです。
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京都以西(つまり「山陰本線」)では、この凸型機関車が寝台車を引っ張りました。
歴史を感じるディーゼル機関車ですよね

↓京都以東(つまり「東海道線」)では、電気気動車が牽引します。
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これも、歴史を感じさせますな~

↓客車に乗り込んだところです。寝台車の廊下です。
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↓客車(B寝台)の中です。
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一つの部屋に、2段ベッドが向かい合わせに設置されています。
↓寝具のセットは、当然、自分でします。
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↓洗面台です。この三面鏡は、寝癖を直すには丁度よかったんだけどね
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「いずも号」には多くの思い出があります。
丁度30歳になる頃、毎週のように「いずも号」で東京に行っていた時期がありました。
年間50往復を超えたと思います。
たまたま同席になった知らない人と語り明かした事もあります。
寝過ごして、下車駅を乗り過ごしたこともありました。

東京で一仕事終えて、鳥取に戻るときは、東京駅の大丸デパ地下で、
酒とつまみを買いこんで、窓の外を流れる夜景を眺めつつ、
しみじみと一杯やるのも夜行列車ならではの楽しみでした。
ちなみに、酒+つまみの組み合わせマイベストは、
八海山(300ml)+築地ちぎり揚げ+伊豆わさび漬けでしたよ。
これで、丁度1000円位でした。

また、「いずも号」はよくトラブルで遅れましたよ。
今年になって2回利用しましたが、1回目は、城之崎~香住間の大雪のため、倉吉到着が4時間遅れましたよ。 また、2回目は東京出発直前の地震により、出発が3時間遅れました。
↓そのときの写真です。
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でもね、「いずも号」に乗っていると、遅れても許せてしまうんですよね
「ま、のんびり行きましょいな」と「いずも号」は語っているようで、
「しゃ~ないな~、ぼちぼち、いこか」という気にさせる雰囲気がありました。

「いずも号」が廃止になるのは、時代の流れなんでしょうけど、でも、寂しいな・・
本当に長い間、おつかれさまでした。
ほんじゃ!
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by 790516 | 2006-03-25 09:25 | 旅行

鳥取県中部からの情報発信 (極個人的な趣味から地域、観光名所の紹介など)


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